







図2:シューズが地面と接地するときの写真と、男女による違いのイメージ図
男性と女性の走り方を分析すると、いくつかの運動動作に違いがあることがわかりました。(図2) これは相対的に女性のほうが骨盤の幅が広く、筋力が弱いこと、また関節が柔らかいことが起因しています。

- 接地の瞬間を高速度カメラで撮影し比較したところ、男性よりも女性の方が足の地面に対する角度が大きいことが分かりました。その後、足が内側に倒れこみ地面に対しフラットになりますが、女性は接地時の角度が大きいためこの倒れこむ速度が大きくなります。
そして、この速度が大きいと、関節に加わる負担が増えたり、走り心地が損ねられたりする可能性があります。

- このため特に、これまでの女性用ソールの接地部分であるかかと外側の柔軟性を高めるように設計を見直しました。内側への倒れこみ速度を小さくし、男性よりもかかと外側の巻き上げ角度を大きくして足首への負担を抑えるとともに走り心地を高め、より快適なランニングを楽しんでもらえるようにしました。
また男性は女性に比べて体重が重く、シューズにかかる力が大きいことからこれまでよりもソールの面積を広げることによって、接地から蹴り出しまでの安定感を高めています。
このように走行中の男女の動きを科学的に分析して、ソールの設計に活用していくミズノ独自の手法を『GENDER ENGINEERING』(ジェンダーエンジニアリング)と言います。



















